ヘアケア

地肌によい、正しい頭皮シャンプーの方法とは? 毛髪診断士が頭皮トラブル・悩みに合わせた頭皮ケアの方法、スカルプシャンプーの選び方を解説します。

Post:2025.03.10

頭皮のトラブルに悩む方にとって、頭皮ケア(スカルプケア)の目的を明確にし、それに合ったシャンプーやケア方法を選ぶことは非常に重要です。本記事では、頭皮の臭い、ベタつき、かゆみ、乾燥などのさまざまな症状について、その原因を解説し、対処法や頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)の選び方や使い方を紹介します。適切なケア方法や日々の注意点など、頭皮を健やかに保つための生活習慣や食生活の改善ポイントも解説します。

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この記事を書いた人

株式会社ヤマサキ 研究開発部井堰裕子

約40年にわたって髪と頭皮を研究しているラサーナの毛髪診断士。 ヘアケア・スカルプケアの研究開発に携わって15年です。お客様の美髪や、健康な頭皮のため、安心・安全を意識した商品作り、品質担保に日々奮闘しています。

頭皮の悩みの根本原因を見つけましょう

女性にとって、頭皮や髪の毛のトラブルは深刻な問題です。ニオイやかゆみ、乾燥、ベタつき、さらには年齢と共に気になり始める髪のボリュームの減少、ハリ・コシの低下、抜け毛や薄毛、白髪など、頭皮と髪の悩みは多岐にわたります。こうしたトラブルは、症状によってその原因や対策は異なりますが、根本の原因はじつはそれほど多くはありません。
まずはご自身のトラブルの原因を探ってみましょう。

【表1】女性に多い頭皮のトラブル・悩み(縦軸)と主な原因(横軸)

右方向にスライドすることで
表の続きをご覧いただけます

凡例:◎原因になりやすい、○原因になることがある
※主にエイジングに起因するホルモンバランスの変化など

ニオイ(臭い)が気になる

数ある悩みのなかでも、女性にとってはもちろん、男性にとっても最も気になるのは「ニオイ」のようです。髪や頭皮の臭いのいちばんの原因は皮脂の過剰分泌と酸化です。皮脂は頭皮を健康に保つためには必要なものですが、皮脂が過剰に分泌するとイヤな臭いを引き起こしてしまいます。
男性は一般的に皮脂の分泌量が多いため、臭いが強くなりがちです。片や女性は、一概に皮脂の分泌過多が原因とも言い切れません。ホルモンの変化によって頭皮の状態が変わりやすく、年代によっても頭皮のニオイには違いがあります。そのほか、ストレスや不規則な生活習慣が、臭いを悪化させることもあります。

ベタつき(皮脂)が気になる

頭皮が脂っぽくオイリーで困っている、毎日洗髪していてもすっきりしない――こんな症状でお悩みの方も多いのではないでしょうか? 頭皮がベタつく理由は、人によってさまざまですが、主な原因とされるのはやはり、皮脂の過剰な分泌です。いうなれば、余分な脂が頭皮を覆っている状態だと言えます。放っておくと毛穴が詰まり、さまざまな頭皮トラブルを引き起こす場合もあります。とは言え、だからといって頻繁に髪を洗いすぎたり、すっきりさせようと洗浄力の強すぎるシャンプーを選んだりすると、かえって状態を悪くしてしまうこともあります。

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かゆみが気になる

頭皮がかゆくなるのは、地肌の乾燥や外部からの刺激が主な原因です。地肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下し、刺激に対して敏感になりすぎてしまいます。冬になると頭皮がかゆくなる場合が多いと思いますが、冬の乾燥は地肌も乾燥させ、かゆみを引き起こしやすくします。逆に、暑さや湿度も、頭皮の皮脂の過剰分泌を促し、かゆみの原因になることがあります。また、不規則な生活やストレス、睡眠不足は、地肌のバランスを崩し、かゆみの原因にもなります。

乾燥が気になる

乾燥の悩みは、特に40代以上の方の悩みとして増えてきます。もともと乾燥肌や敏感肌の方は、頭皮も乾燥しやすい傾向にあるようです。では、そもそも、なぜ地肌が乾燥してしまうのでしょうか?
洗浄力の強いシャンプーの使用や洗髪をしすぎる、ドライヤーで髪を乾かしすぎる、 頭皮マッサージをしすぎるといった、不適切なヘアケアが頭皮の乾燥を引き起こしている可能性があります。また、冷暖房の効いた部屋の乾燥、紫外線など環境による要因や、不規則な生活やストレス、睡眠不足などの生活習慣などによっても、地肌のバランスが崩れ、乾燥の原因となる場合があります。

フケが気になる

フケは頭皮の皮膚の再生時に、誰でも自然に発生するものですが、それが過剰になってしまうとさまざまな問題が引き起こされます。フケの発生原因として最も多いのが、頭皮の皮脂の過剰分泌です。この場合には、頭皮が脂っぽく、湿り気があり、フケが大きいのが特徴です。一方、頭皮の乾燥によるフケは粉末状の皮膚片で、粉や雪のように見えることがあります。2種類のフケそれぞれに対処法が異なるため、まずはご自分のフケの状態をしっかり確認してください。

毛穴の汚れが気になる

夏には汗をかき、冬には新陳代謝が滞りがちで、毛穴の詰まりや汚れは一年を通しての悩みごとと言えるでしょう。大量の整髪料(スタイリング剤)を使っているので汚れが落ち切っているか心配、という方もいるかと思います。だからといって、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシと洗うのはおすすめしません。潤いを残しながら適切に汚れだけを取り除く、正しいクレンジングで頭皮環境を整えていきましょう。

湿疹・炎症が気になる

地肌に湿疹や炎症がある場合には、まずは専門医の診察をおすすめします。症状が軽いなら、薬用シャンプーがトラブルを軽減するのに役立つ場合があります。薬用シャンプーには特定の効能効果がある有効成分が配合されており、医薬部外品として認められています。ただし、薬用シャンプーであっても、使用時にはその成分と効果を理解し、自分の頭皮の状態に合ったものを選ぶことが大切です。

【まとめ】

こうしたお悩みやトラブルの原因は、

に大別できます。原因に着目したケアで頭皮の状態を整えれば、トラブルが改善していく期待が持てます。以下では、原因別の対処方法をご紹介します。

皮脂を抑えたい

数ある悩みの中でも多く聞かれるのが、髪や頭皮がベタつくというものです。大きな原因は、皮脂の過剰分泌によるものです。皮脂は頭皮を健康に保つのに必要なものですが、過剰な分泌はさまざまなトラブルの原因となります。適切なケア方法を選ぶことが大切です。

皮脂が多いとどうなるの?

ニオイが気になる、髪や地肌がベタつく、洗髪をしてもすっきりしない、などの悩みは、過剰な皮脂分泌が原因で起こります。また、過剰な皮脂は頭皮のバランスを崩してしまい、かゆみやフケなどの原因となることもあります。

皮脂を抑えるには

頭皮のベタつきを軽減するには、皮脂の過剰な分泌を抑えてくれる頭皮シャンプー(スカルプシャンプーの名称でも知られています)がおすすめです。スカルプシャンプーは頭皮の深層(毛穴の奥)にある皮脂や汚れを除去してくれ、過剰な皮脂の分泌を抑制してくれます。

なかでも、洗浄成分がアミノ酸系のシャンプーは、地肌をやさしく洗浄する特徴があります。ベタつきがちな脂性の頭皮には、例えば、海泥(シルト)、海藻のエキスに加えて、グリチルリチン酸ジカリウムなどの薬用成分も配合したアミノ酸系シャンプーがおすすめです。すっきりと洗浄しつつ、海泥(シルト)・海藻由来のビタミンやミネラル、アミノ酸などが髪や頭皮を健やかな状態に導いてくれます。

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潤いを保ち、乾燥を抑えたい

乾燥も大きなお悩みのひとつです。地肌の乾燥がもとで引き起こされるトラブルも少なくありません。適切なケアを怠ると、かゆみ・炎症・フケのほか、過剰な皮脂分泌などの頭皮トラブルの原因になる可能性があります。

頭皮が乾燥すると、どうなるの?

頭皮が乾燥すると、フケやかゆみが増え、外部刺激に敏感になります。また、乾燥による髪のパサつきやきしみが生じることもあります。さらに、放置すると抜け毛が増えたり、くせ毛が目立つようになったり、髪のハリやコシが失われたりといったトラブルになりがちです。頭皮環境の悪化は薄毛の原因になることもあるため、早めのケアが大切です。

乾燥を抑えるには

地肌の乾燥が進むと、それを補おうと皮脂がどんどん分泌されてしまい、乾燥していると思っていたらオイリーに傾いていた、ということも起こり得ます。どちらの症状であっても、地肌の状態を健やかに整えることで改善していきますので、乾燥に気づいたら早めにケアを始めましょう。低刺激なアミノ酸系洗浄成分がベースのシャンプーや、特に乾燥が気になる方にはヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含むエイジングケアシャンプーがおすすめです。また、フケやかゆみも軽減したい場合には、有効成分が配合された薬用シャンプーを選ぶとよいでしょう。

毛穴までクレンジングして清潔に保ちたい

毛穴まできれいになっているかは自分では分かりづらいですが、クレンジングは、不十分であっても、やり過ぎであっても、トラブルに繋がる可能性があります。健康な地肌は青白いものですが、毛穴に汚れが溜まっていたり乾燥していたりすると、赤みがかったピンク色になっています。鏡で確認してみましょう。

クレンジングが適切でないと、どうなるの?

クレンジングが不十分で毛穴に汚れが溜まっている状態だと、頭皮の臭いやベタつき、かゆみ、乾燥、フケといったトラブルが隠れていることがあります。だからといって、爽快感を求めてスクラブや炭酸の入ったシャンプーでゴシゴシ洗うのは、髪への摩擦となりダメージヘアの原因になったり、頭皮の状態をより悪くしてしまったりする可能性があるので要注意です。

正しいクレンジングとは

健やかな頭皮環境を維持するには、毛穴に溜まる汚れや皮脂を取り除いて頭皮環境を整えることが欠かせません。頭皮のクレンジングは頭皮・毛穴だけでなく、健全な髪の成長にもつながる重要なケアです。頭皮にやさしい成分で洗い上げることができる頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)で洗髪を続ければ、次第に頭皮の状態は整っていきます。日常のケアでスカルプブラシを使ったり、ときには美容師によるヘッドスパなど、プロフェッショナルなクレンジングケアを試してみるのもよいでしょう。

体調の変化やエイジングに対応したい

女性の髪や頭皮の悩みと、女性特有の体調の変化とは切っても切り離せません。妊娠中や産後に大きくホルモンバランスが変わることは知られていますが、その後もエイジングに伴う体調変化により、トラブルが引き起こされていることがあるのです。

エイジングによる変化とは?

女性は人生における生活環境や体質の変化が大きく、頭皮のトラブルや悩みもどんどん変化していきます。40代以降となれば、身体を支えてきた女性ホルモンの減少にともない、どうしても髪が細くなり、ボリュームがなくなっていきがちです。また、頭皮の乾燥が目立つようになり、うねりやくせ毛が目立つようになったり、頭皮のニオイやかゆみに悩む方もいます。

エイジングケアとは

若い頃と同じシャンプー・トリートメントを使っていませんか? 肌と同じく、年齢に応じて、シャンプー・トリートメントも変えてエイジングケアをしていくことが必要です。年齢とともに頭皮の新陳代謝も低下していきますので、頭皮の状態に合わせてヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンといった保湿成分が配合されたシャンプーを使いましょう。定期的に頭皮マッサージを行ったり、食生活や生活習慣も意識していくとよいでしょう。

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健康な髪はすこやかな頭皮から育つ

さまざまな悩みを改善して、頭皮をすこやかにしていくことは、美しくハリやコシのある髪を作るために最も大切なことです。そのためには、適切なシャンプーを選び、正しい洗い方で頭皮を清潔に健康に保ちましょう。そして、しっかり眠り、バランスのよい食事を心がけ、ストレスを減らしていくことも重要です。

スカルプシャンプーの種類と特徴

スカルプケアのためには、何よりもシャンプー選びが重要です。頭皮ケア(スカルプケア)を目的として開発されている頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)を選ぶことをおすすめします。中でもおすすめは、洗浄成分が地肌にやさしいアミノ酸系シャンプーです。
おすすめのシャンプーの特徴について、ご紹介していきましょう。

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーとは、洗浄成分がアミノ酸系のシャンプーのことで、髪や肌と同じ弱酸性のため頭皮にやさしいのが特徴です。なお、保湿を重視した商品のなかには、モイストシャンプーと呼ばれるものもあります。

洗浄成分が、人間の髪や皮膚を構成するアミノ酸と同じ成分からできており、汚れだけを落としつつ、頭皮のうるおいは保つはたらきがあります。また、植物由来で自然に分解されるため、環境にも配慮されています。乾燥したりベタついたりとバランスを崩しがちな地肌をいたわり、健康な状態に導きます。地肌を健やかにし、髪の毛を美しく育む土台を整えるのに最適なシャンプーです。

長年、サロン専用としてプロに愛用されてきましたが、頭皮ケアを重視する人々からも支持され、現在では通販や店舗でも手軽に購入できるようになっています。

【関連商品】通販限定「ラサーナ プレミオール」シリーズ

ノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーは「髪や地肌に良い」という印象を持っている方も多いようですが、実際にはシリコン自体は人体に影響を与えない成分です。シリコンには、洗髪時の指どおりをなめらかにして髪にツヤを与え、髪を摩擦や熱から保護するはたらきがあります。つまり、髪のダメージを抑え、なめらかな手触りや光沢を得るための重要な成分です。

一方で、髪が細い方やボリュームが少ない方にとっては、シリコンが質感やハリを損ねることもあります。このため、ふんわりとした仕上がりやボリューム感を求める方には、ノンシリコンのシャンプーやトリートメントがおすすめです。

効果的なシャンプーの方法

地肌や髪にあったスカルプシャンプーを選んだら、正しく使うことも重要です。

シャンプーの前には

入浴前には、しっかりとブラッシングをしてほこりなどの汚れを落としましょう。シャンプー前に、髪の毛全体をしっかり2〜3分かけてお湯で予洗いすると、一般的な髪の汚れの半分程度を落とすことができます。また、こうした予洗いは、シャンプーの泡立ちをよくし、頭皮への刺激も少なくすることができます。

正しいシャンプー法とは

適量のシャンプーを頭皮に乗せたら、泡立てながら指の腹で地肌をやさしくマッサージするように洗い、頭皮の血行を促進します。すすぎは38℃くらいのゆるま湯でしっかり行い、すすぎ残しがないようにしましょう。

また、スカルプブラシを使うことも効果的です。すっきりと汚れが落とせるうえ、頭皮をむらなく洗うことができます。
ラサーナのスカルプブラシは、頭皮へのやさしさを追求して開発された製品です。頭皮を「やさしく洗う」とは、どのくらいの力の強さが適切なのかを研究して作られています。爪などで頭皮を傷つけてしまうこともなく、頭皮のすみずみまでやさしく洗い上げることができます。

シャンプー後には何を選ぶ?

頭皮をすっきりと洗い上げた後には、リンスやコンディショナー、トリートメントを使用して毛髪をケアしてください。それぞれの製品の役割を理解して、髪の毛の状態に合わせた商品を選んでいきましょう。

リンス

リンスは元々、髪に残ったシャンプーのアルカリ性を中和して油脂分を補うために使用されていました。毛髪のごわつきを抑えて櫛どおりをなめらかにする、毛髪にツヤを出す、静電気の発生を抑える、髪の毛の表面を保護するといった目的で使用します。

コンディショナー

コンディショナーは髪をなめらかにし、外部ダメージから守る役割があります。髪をコーティングして乾燥やダメージを防ぎ、必要な水分や栄養を補います。その結果、髪が絡みにくくなり、静電気の発生も抑えられます。

トリートメント

トリートメントは髪の内部に栄養を与え、ダメージを補修する製品です。髪を内側から強くし、水分や補修成分を補給して乾燥やダメージを防ぎます。健やかな髪を保つことが目的で、特にダメージが気になる場合や集中ケアが必要なときには、毎日使用するのがおすすめです。

シャンプーで頭皮の状態を整え、リンスやコンディショナーで髪の表面を、トリートメントで髪の内部や表面を補修する――と考えると分かりやすいでしょう。

アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)

ダメージが特に気になる方は、シャンプー後のトリートメントに加えて、アウトバストリートメント(お風呂上がりに使う、洗い流す必要のないトリートメント)を使うことをおすすめします。アウトバストリートメントには髪の表面を補修する効果があるので、髪がよりしっとりと潤い、まとまるのを感じられるでしょう。

ドライヤーは適切に

シャンプーの後は、タオルでやさしく押さえるように水分を取りましょう。髪を擦り合わせるように拭くと、絡みや摩擦の原因になります。ドライヤーを使う際は、まず温風で全体をざっと乾かし、半乾きになったら冷風に切り替えるのがおすすめです。冷風でキューティクルが整い、ツヤのある仕上がりになります。また、ドライヤーの熱は頭皮の乾燥の原因になるため、使いすぎに注意しましょう。

店舗などで購入できる主な製品

頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)は、通販や店舗などさまざまな場所で購入することができます。プレミオール シャンプーのような通販限定の商品もありますが、市販されている製品も数多くあります。
例えば、kurokami、angfa、ylang ylang、botanist、haru、スカルプd、ボーテ、パンテーン、courreges、nile、haval、belta、elen、イネス、nebotanist、vitalism(バイタリズム)、ミルボン、ナチュラスター、citrus、ジェントル、KERASTASE、アデノバイタル、などが知られています。詳しくはAmazonAmazonでご覧ください。
頭皮シャンプーの購入時には、商品の成分やメーカーの信頼性を確認し、自分の頭皮の状態に合った製品を選ぶことが重要です。

日常生活でできる頭皮と髪のケア

美しく、しなやかな髪を維持するには、まず土台となる頭皮がすこやかである必要があります。そのためにも、正しい洗い方で頭皮を清潔に健康に保ち、しっかり眠り、栄養バランスがとれた食事を心がけるようにしましょう。髪の毛や頭皮の改善に繋がる、暮らしの中でできる頭皮ケアの方法をご紹介します。

頭皮マッサージ

健やかな頭皮のために、頭皮マッサージは重要です。リラックスした状態で、爪を使わず指の腹を使ってやさしくマッサージすると血行が良くなり、髪の成長をサポートします。さらに、マッサージ後に頭皮を軽くタッピングすることで、血行促進効果が高まります。スカルプブラシを使った頭皮マッサージもおすすめです。

生活習慣・食生活などでも変わる頭皮の健康

美しい髪を保つには健やかな頭皮が欠かせません。また、血行促進のために定期的な頭皮マッサージやヘッドスパでクレンジングケアを行いましょう。さらに、良質な睡眠やバランスのとれた食事、適度なリフレッシュを心がけることで、頭皮の健康を支えられます。適度に体を動かすなど、体全体の健康を意識することが、健やかな髪へのポイントとなります。

ストレス――頭皮・髪にダメージ

ストレスは頭皮と髪の毛の大敵です。ストレスを感じると自律神経が乱れ、その結果、頭皮の血流が悪くなり、毛根へ栄養や酸素が行き渡らず、髪の成長が妨げられることがあります。また、ホルモンバランスが崩れたり、免疫機能が低下したりすることにより、抜け毛や薄毛の原因となることもあります。

食生活・食習慣――頭皮・髪によい食品・栄養

健康な髪と頭皮を保つには、頭皮ケアだけでなくバランスの良い食事も大切です。頭皮に栄養を与えるため、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富な食事を心がけてください。

睡眠と睡眠時にできること――寝ている間の頭皮ケア

頭皮と睡眠とには深い関係があります。睡眠中は体全体の血流が改善されるので、頭皮にも栄養と酸素がしっかり供給され、髪の成長を促進します。さらに、質の高い睡眠は、成長ホルモンの分泌を促してくれます。成長ホルモンは細胞の成長や修復に深く関わっており、睡眠時に活発に分泌されるため、十分な睡眠はすこやかな頭皮にとっても欠かせないものです。

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