ヘアケアメーカーがなぜ柔軟剤を?

柔軟剤の開発を担当した井堰
一般的には洗剤メーカーで作られることが多い柔軟剤。そんな柔軟剤を「なぜヘアケアメーカーであるラサーナが販売しているの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
じつは髪と衣類のある共通点に着目したことから始まったんです。ふんわりなめらかな仕上がりになる「アロマ柔軟剤」が開発できたのは、45年以上にわたるヘアケア研究・開発のおかげでした。
髪と衣類の意外な共通点とは?
髪と衣類は一見全く違うものですが、共通点はどちらも同じ繊維ということ。
衣類は繊維だとわかりますが、じつは髪も内部の85~90%が繊維状の束の構造でできています。

髪は一度ダメージを受けると自ら修復することができませんが、これは衣類も同じ。着用ダメージや洗濯により、繊維が傷んで、ゴワゴワ感が出てしまうと元には戻らないんです。だからこそ、悪くならないようにケアして留めることが大切です。
ヘアケア研究・開発が起点に
同じ繊維なので、ケアのメカニズムも同じ。繊維をコーティングする成分は衣類も髪も似ていて、例えば極端に言うと、海藻 海泥
トリートメントを水で薄めてそこに衣類を入れると柔軟効果が出たりも。(※実際のお試しはご遠慮ください)
45年以上のトリートメント開発で培った技術を衣類にも応用した柔軟剤を作りたいという想いで、開発が始まりました。
ふわふわのヒミツはトリートメント発想

本来、柔軟剤の役割は「衣類をやわらかく、肌触りをよくすること」。
洗濯を繰り返すと毛羽立ち、生地が薄くなり、くたびれてきますよね。柔軟剤を併用することで、そんな繊維のダメージを防ぐことができます。
髪に蓄積されるダメージはトリートメントで補修・保護できるので、そのポイントを衣類へ応用することで、繊維をダメージから守り、やわらかな仕上がりにできると考えました。
トリートメント発想の柔軟剤のポイントは「保湿・補修」と「柔軟性」。
使い始めのなめらかな手触りを追求

ふんわりなめらかな手触りを維持するためには、髪と同じように繊維の内部に潤いが留められていることが大切です。
洗濯を繰り返すことで起こる毛羽立ちや繊維のほつれを補修できる処方へ。
繊維の1本1本に潤いを閉じ込めて繊維のやわらかさと潤いを保ち、ふんわりなめらかな状態にできるようにしました。
守りたいのはふわふわの仕上がり
ふんわりした柔らかさを実現するために、環境にも人にも優しい植物由来の柔軟成分を配合しました。

柔軟剤未使用と比べるとふんわり具合が40%アップ!(※ヤマサキ調べ)
ゴワゴワな繊維の刺激はデリケートな肌に負担をかけるので避けたいもの。毎日触れるものだからこそストレスなく、そして大切な人の肌も守れるように、肌触りのよさにもこだわりました。

≪開発の裏話≫
ふんわりの追求は一筋縄ではいかないことも
柔軟効果を追求するため、トリートメント発想を基に補修(ダメージケア)という点に着目しました。柔軟成分を増やさずとも、衣類を保湿し補修(ダメージケア)できるように調整することで、吸水性を落とさず、肌触りを良く、ふんわりしたやわらかさを高めることができました。
うれしい機能も

お天気が悪い日が続くと気になる部屋干しの生乾きやイヤなニオイ。アロマ柔軟剤には抗菌、消臭効果もあるのでニオイや雑菌の繁殖を抑えてくれます。
ベッドリネンは汗をかいたり、皮脂汚れがつきやすいので、すぐに洗いづらい布類での利用もおすすめ。
リピート続々!
心地よいホワイトティーの香り

ラサーナのアイテムの中でも好意的なお声をいただく率がトップで、社内でも特に人気の香りである「ホワイトティー」。
ほんのり甘く上品なホワイトティーの香りに、柑橘のグレープフルーツやカモミール、ジャスミンといった花の香りなど3種の天然精油※をブレンドしたさわやかで落ち着きのある香りです。
それは思わずタオルに顔をうずめたくなる!というスタッフの声も多いほどで、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
香りの持続性もよいので、外干しから取り込んだ洗濯物から香りがするのはもちろん、お天気が悪くて部屋干しになったときでも、部屋がほんのり良い香りに包まれます。
新築、引っ越し祝いなどのライフイベントでのギフトにもおすすめ。
※香料として
さいごに
トリートメント発想の柔軟剤を開発した裏側をご紹介しました。柔軟剤の機能はもちろん、身近で気軽に香りを楽しめるアイテムとしても重宝されます。ふわふわな仕上がり、そして心落ち着く香りをぜひお試しください。
ホワイトティーの香りが9月に待望のカムバック!

2025年2月にリニューアルした「ラサーナ プレミオール」。これまで6回に渡り再販売され高い支持を受けてきた人気の「ホワイトティーの香り」はそのままに、新発売いたします。
9月の発売まで楽しみにお待ちください!