ヘアケア

頭皮の乾燥によって引き起こされる頭皮トラブルと、おすすめのシャンプーについて解説します。

頭皮が乾燥して、頭皮がかゆい、フケが止まらない、こういった悩みをお持ちの方は少なくないと思います。頭皮の乾燥を放っておくと、フケやかゆみの原因となります。この記事では、頭皮の乾燥でお悩みの方におすすめのスカルプシャンプーを紹介し、その適切な選び方や洗髪方法について詳しく解説します。

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この記事を書いた人

株式会社ヤマサキ 研究開発部井堰裕子

約40年にわたって髪と頭皮を研究しているラサーナの毛髪診断士。 ヘアケア・スカルプケアの研究開発に携わって15年です。日々、お客様の美髪や、健康な頭皮のため、安心・安全を意識した商品作り、品質担保に日々奮闘しています

どうして頭皮は乾燥するの?

1.適切ではないヘアケア

洗浄力の強いシャンプーの使用、過度な洗髪、ドライヤーで髪を乾かしすぎている、 頭皮マッサージの過剰な使用などが頭皮の乾燥を引き起こす可能性があります。

2.環境要因

乾燥した空気、冷暖房の効いた部屋、紫外線などの環境要因が頭皮の乾燥を引き起こす可能性があります。

3.健康問題

頭皮の乾燥は、皮膚炎、脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎、乾癬などの健康問題の症状として現れることがあります。

頭皮の乾燥を防ぐためには、適切なヘアケア、保湿、環境の改善、健康問題の治療などが必要です。

頭皮の乾燥によって引き起こされる頭皮トラブル

頭皮の乾燥によって引き起こされるかゆみやフケ。
これらの症状には、さまざまな原因があります。

●【かゆみ(痒み)】

  • 乾燥: 頭皮が乾燥するとかゆみが生じやすくなります
  • 皮脂の過剰分泌: 皮脂が多すぎるとかゆみを引き起こすことがあります
  • フケ: フケが多いと、かゆみをともなうことがあります
  • 接触性皮膚炎(かぶれ): 頭皮に刺激を与える成分(例えば、ヘアケア製品の成分)が触れることによって起こるアレルギー反応などの炎症
  • 皮膚疾患: 例えば、脂漏性皮膚炎や乾癬などが考えられます
  • ストレス: 精神的ストレスがかゆみを引き起こすことがあります

●【フケ】

  • 皮脂の過剰分泌: 皮脂が多いとフケが発生しやすくなります
  • 乾燥: 頭皮が乾燥するとフケが生じやすくなります
  • 脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹): 皮脂の過剰分泌とともにフケの原因となることがあります
  • 頭皮の真菌感染: 特にマラセチア菌による感染は、フケの原因となることがあります
  • 不適切なヘアケア: 頭皮の清潔を保たない、または過度なヘアケアによってフケが生じることがあります
  • その他の皮膚疾患: 例えば、乾癬やアトピー性皮膚炎などもフケの原因となることがあります

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フケには大きく分けて2種類

乾性フケ
頭皮の乾燥によって発生するもので、細かくカサカサしているのが特徴です。
パラパラと肩のあたりに落ちてきます。

脂性フケ
皮脂の過剰分泌によって引き起こされるもので、サイズが大きくベトベトしているのが特徴です。皮脂の分泌が多い男性に多く見られます。

乾燥によるフケは、エアコンの使用などによる乾燥が主な原因ですが、油っぽいフケは、皮脂の過剰分泌に加えて、頭皮の微生物環境の乱れも原因とされています。

乾燥肌はどんなシャンプーを選んだらいい?3つのポイント

頭皮の乾燥を防ぐには、正しいスカルプシャンプーを使うことが重要です。
誤ったシャンプーを使い続けると、頭皮にダメージを与え、乾燥を引き起こす可能性があります。

乾燥肌の方におすすめのシャンプー選びの3つのポイントを確認しましょう。

①洗浄力がやさしいアミノ酸系シャンプーを選ぶ
②保湿成分が配合されたシャンプーを選ぶ
③地肌への刺激が少ないシャンプーを選ぶ

それぞれのポイントを紹介していきます。

シャンプー選びの決め手は洗浄成分

シャンプーはたくさん種類があって、どれを選んだらいいかお悩みの方が多いと思います。
実は…シャンプーの場合は表示されている成分の8〜9割が洗浄成分だと思って間違いありません。 だから本来、シャンプーは洗浄成分で選ぶのが正しい方法。洗浄力が強いシャンプーを使用すると、必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。

乾燥肌や敏感肌の方は、ご自身の状態に応じたスカルプシャンプーの使用をおすすめします。その際、洗浄力がマイルドなシャンプーを選んでください。 頭皮にやさしいアミノ酸系洗浄成分がベースの製品がおすすめです。正しいシャンプー選びができるよう、下の洗浄成分の一覧をぜひ参考にしてみてください。

洗浄成分の種類 代表的な成分 洗浄力 毛髪
刺激
頭皮
刺激
特徴
高級アルコール系
(ラウレス系)
ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
安価で泡立ちが良い。 市場の大半の製品に配合。洗浄性が高い反面、強い「脱脂力」がある。
オレフィン系(合成) オレフィン(C14-16)スルホン酸Na 泡立ちが良く洗浄性が高い。硫酸系より低刺激。
アミノ酸系 グルタミン酸系 ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルグルタミン酸Na
髪と同じたんぱく質成分(アミノ酸)から作られた洗浄剤。
高価な洗浄成分であるが、刺激が低く、脱脂力も弱いため髪や頭皮のうるおい成分を過度に取り除かない。
このため毛髪や頭皮の乾燥を防ぎ、特にデリケートな髪・地肌の方に向いている。
反面、泡立ちが弱く、使用時の爽快感も低めとなる。
アラニン系 ココイルアラニンTEA
ラウロイルメチルアラニンNa
グリシン系 ココイルグリシンK
ラウロイルサルコシンNa
タウリン系 ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルタウリンNa
アミノ酸に似た構造の洗浄成分。洗浄力が穏やかで、低刺激。
ベタイン系 コカミドプロピルベタイン
ラウラミドプロピルベタイン
コカミドベタイン
天然成分から作られた洗浄剤。
洗浄力が弱く、低刺激なため、ベビー用製品によく使われる。
毛髪に対し、柔軟効果がある。
石けん系 脂肪酸Na
ラウレス-3酢酸Na
比較的安価で洗浄力が高い。泡質も良好で、すっきりした洗いあがりが特徴。
ただしアルカリ性となるため、毛髪に対するダメージがあり、キシミ・モツレを引き起こす。

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アミノ酸系シャンプーとは?

アミノ酸系シャンプーとは、その名のとおりアミノ酸系洗浄成分を配合したシャンプーのこと。人間の皮膚や髪のタンパク質を構成するアミノ酸と同じ成分でできていて、しかも肌と同じ弱酸性なので、髪や頭皮にやさしいのが特長です。しかも汚れだけを選んで落とし、地肌の中のうるおい成分はしっかり残してくれる機能もあり。植物由来なのできちんと分解されて自然に戻るため、地球環境にやさしい成分としても人気を集めています。

アミノ酸系シャンプーの特徴

  • 低刺激性:弱酸性であるため、肌や髪に優しく、刺激を与えにくい。
  • 保湿力:肌や髪に必要な保湿成分を残し、乾燥を防ぐ。
  • 環境にやさしい:天然由来の成分であるため、環境にやさしい。

アミノ酸系シャンプー選び、ここをチェック!

アミノ酸系シャンプーを選ぶ時は、まず全成分表示をチェック。シャンプーの場合、水に続いて洗浄成分がいくつか並んで記載されていますが、水の次に書かれている洗浄成分がメイン洗浄成分となりますので、この成分名に注目しましょう。

”ココイルグルタミン酸TEA”のように、“グルタミン酸”“アラニン”“グリシン”などのアミノ酸の名称が成分名に含まれているものは、アミノ酸系洗浄剤が処方されているという意味。ただし、これらアミノ酸系洗浄成分を配合していても、水の次に表示されていない場合は、他の洗浄力の強い洗浄成分がメインという場合もあるので注意しましょう。

水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドプロピルベタイン、海水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドメチルMEA、ワカメエキス、アラリアエスクレンタエキス、ブドウつるエキス、グリチルリチン酸2K、コメエキス、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、シルト、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、ダイズ芽エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、スクワラン、ブドウ種子油、スクレロカリアビレア種子油、セロリ種子エキス、トコフェロール、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ジメチコン、塩化Na、ジステアリン酸グリコール、BG、ポリクオタニウム-47、ココイルアラニンTEA、ココイルグリシンK、ポリクオタニウム-7、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ジステアリン酸PEG-150、エタノール、デキストリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、(C12-14)パレス-12、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、エチルパラベン、安息香酸Na、香料

※アミノ酸系洗浄成分:他のアミノ酸系としては、アラニン系(洗浄成分:ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNaなど)、グリシン系(洗浄成分:ココイルグリシンNa、ココイルグリシンTEA、ココイルグリシンKなど)、タウリン系(洗浄成分:ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNaなど)、アスパラギン酸系(洗浄成分:ラウロイルアスパラギン酸Naやアシルアスパラギン酸TEAが配合されているもの)などがあります。

保湿成分が配合されたシャンプー

2つ目のポイントは頭皮や髪の潤いを逃さないために、保湿成分が含まれたシャンプーを選ぶことです。

例えば、次のような保湿成分が入っているシャンプーがおすすめです。

グリセリン
ヒアルロン酸
セラミド
植物エキス

ラサーナ(lasana/ヤマサキ)のプレミオールシャンプーを例に取ると頭皮にうるおいをあたえる植物ブレンドオイルが配合されています。

地肌への刺激が少ないシャンプーを選ぶ

3つ目のポイントは、地肌への刺激が少ないシャンプーを選ぶことです。
先ほどご紹介した洗浄成分の一覧にもある高級アルコール系成分は、安価で泡立ちが良いため、市場の大半の成分に配合されています。洗浄力が強い半面、頭皮への刺激が強く、必要なうるおいまで洗い流してしまい、頭皮の乾燥やフケ、かゆみの原因になることがあるため、注意が必要です。

高級アルコール系の代表的な成分
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウレス-3酢酸Na
頭皮の乾燥でお悩みの方は、上記の成分が入っているシャンプーは注意が必要です。

乾燥によるフケ・かゆみにお悩みの方は薬用シャンプーがおすすめ

薬用シャンプー(医薬部外品)は、フケ、かゆみや頭皮の炎症を抑え、清潔な頭皮に保ってくれます。一般的なシャンプーと比べて、薬用シャンプーはこれらの症状に特化したケアができますが、使用時にはその成分と効果を理解し、自分の頭皮の状態に合ったものを選ぶことが大切です。

では、薬用シャンプーには、どんな成分が配合されているのでしょうか? ラサーナ(lasana/ヤマサキ)の薬用シャンプーを例に取ると――フケ・かゆみを抑える作用があるグリチルリチン酸2Kといった成分が配合されています。

こういった有効成分を含む製品は、医薬部外品として認定されており、それぞれが頭皮の健康的な状態をサポートする特定の作用を持っています。薬用シャンプーを選ぶときは、自分の頭皮の状態に合った成分が含まれているかを確認することが大切です。

薬用シャンプーの代表的な有効成分

  • グリチルリチン酸:抗炎症作用があり、かゆみや炎症を抑えます。
  • ピロクトンオラミン:抗菌作用があり、フケやかゆみを防ぎます。
  • クロルヘキシジン:抗菌作用があり、頭皮の汚れやニオイを防ぎます。
  • サリチル酸:古い角質を取り除く効果があり、毛穴の詰まりを防ぎます。
  • イソプロピルメチルフェノール:抗菌作用があり、フケやかゆみを防ぎます。

乾燥によるフケ・かゆみにお悩みの方は、上記の成分が含まれているか確認してみましょう。

シリコンかノンシリコンか? メリット・デメリットは髪質次第

地肌の乾燥が気になる方は、ノンシリコンシャンプーの方が地肌によいのではないかと思われる方もいらっしゃると思います。
一時期シリコンが毛穴を詰まらせ、頭皮や髪に悪影響を与えるという理論から、シリコン=悪いイメージが広がりました。

しかしシリコンはそもそも、良くも悪くも人体に全く作用しないのが特長。そのため手術の充填剤として医療の現場や、消泡剤として食品などにも使われています。ヘアケア製品では、指通りをなめらかにして摩擦を防ぎ、ツヤを与える成分として配合されてきました。
またシリコンは編目状の分子構造のため、気体や湿気を通しやすく、髪や頭皮を密閉してしまうイメージは、実は間違いなのです。

シリコンは髪のダメージ抑制には欠かせない存在です。シリコンが髪の表面をコーティングすることで、なめらかな手触りになったり光沢を与えたりといった作用があります。また、熱やなどのダメージから髪を保護するはたらきもあります。

一方、髪が細かったり少なかったりすると、髪の質感やボリュームが失われる可能性があるため、ハリやコシ、ボリュームを感じられる仕上がりがほしい方には、 ノンシリコンシャンプー(トリートメント)がおすすめです。

シリコンシャンプー ノンシリコンシャンプー
メリット

髪同士の摩擦を抑える
しっとりとした仕上がりで指通りが良い

ハリコシ、ボリュームが感じられる
ふんわり仕上がる
すこやかな髪の成長が期待できる

デメリット

髪のボリューム感が出しにくい
シリコン=悪いイメージがある
シリコンアレルギーの人は使えない

髪がきしみ、指通りが悪くなる
髪同士の摩擦で毛髪にダメージを与える可能性もある

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頭皮に潤いを与えるシャンプー&トリートメント

頭皮の乾燥やかゆみに悩む方には、モイストシャンプーもあります。頭皮にモイスト(潤い)を与えるシャンプーを選ぶ際には、保湿成分が含まれているかどうかを確認します。頭皮の乾燥をケアしながら、必要な美髪成分が含まれている製品を選ぶことが大切です。また、シャンプーの正しい使用方法を守ることで、頭皮を健康的な状態に保つことができます。

また、モイスト効果のあるトリートメントを選ぶ際には、髪のダメージを補修し、保湿効果のある成分を含む製品を選びます。トリートメントは髪を補修し、健康的な状態を保つのに役立ちます。正しい使用方法を守ることで、トリートメントの効果を最大限に引き出すことができるのです。

※「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」「ヘアエッセンス」の定義や取り扱いの有無はメーカーによって異なります。当社はコンディショナーをラインナップしていませんが、リンスとトリートメントの当社の定義は以下です。
リンス:シャンプー後に弱酸性の成分でpHを整え、またオイル分を補給することで髪のすべり・まとまりをよくする目的のもの
トリートメント:髪の表面から浸透し、毛髪内部のダメージの補修を目的とするもの

乾燥肌の方向けのシャンプー方法

シャンプー前のブラッシングと予洗い

まずは、シャンプーをする前にブラッシングをしてください。髪の表面についたほこりや残ったスタイリング剤、頭皮の皮脂などを浮かせる効果が期待できます。シャンプーの泡立ちもアップするため、洗ったときに汚れが落ちやすくなります。予洗いをすると、髪の汚れの約7割を落とすことができるといわれています。予洗いはシャンプーの泡立ちを良くするだけではなく、シャンプーの使用量が抑えられるため、頭皮への刺激も少なくなります。

十分に泡立てて、やさしくマッサージ

シャンプーを泡立てると、洗浄成分が均一に広がり、頭皮への摩擦を減らすことができます。指の腹を使って頭皮をやさしくマッサージするように洗ってください。爪を立てたり、強くこすったりすると頭皮にダメージを与える可能性があるため気をつけましょう。シャンプー専用のスカルプブラシを使用することで、頭皮を傷つけずに洗うことができます。

実は泡立たないほうがよい!? 頭皮シャンプーと泡の関係

とはいえ、泡立ちが良いシャンプーが必ずしも頭皮に良いとは限りません。いったいどういうことなのでしょうか? 
髪を洗うとき、泡が多いほどきれいになると思っていませんか? たしかに泡は汚れや油分を頭皮から浮かせて除去するのに役立ちます。泡立てると、シャンプーが髪全体に広がっていると感じ、満足できます。

一方、泡立たないシャンプーは、泡立ちが柔らかいため頭皮にやさしく、乾燥や摩擦、刺激を引き起こしにくいのが特徴です。頭皮の脂分を適度に残し、乾燥やかゆみを抑えることにつながります。

泡立つ(泡が硬い)シャンプーが合うのか、泡立ちが少ない(泡がやわらかい)シャンプーを選ぶべきなのかは、人それぞれの髪のタイプ、頭皮の状態、個人の好みなどによって異なります。自分の頭皮と髪の状態を理解して、適切なシャンプーを選んでください。

すすぎと乾燥のコツ

洗髪の後は、シャンプーが残らないように、しっかりとすすいでください。
シャンプーが残ると頭皮の乾燥、かゆみなどの原因になります。トリートメントには髪の毛を補修する役割があるため、ダメージが大きい毛先中心に使うのがおすすめです。その後、タオルでしっかり水気をとるとドライヤーで乾かす時間が短縮され、頭皮や髪へのダメージを減らすことができます。ドライヤーの熱は頭皮の乾燥や枝毛、くせ毛、抜け毛などの原因になるため、ドライヤーを使う時は、まず温風を使って全体をざっと乾かし、半乾きの状態で冷風に切り替えると、キューティクルが整い、ツヤのある髪に仕上がります。

市販の頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)の主な購入場所

市販の頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)は、通販サイトやドラッグストアなどさまざまな場所で購入することができます。プレミオールシャンプーのような通販限定商品もありますが、市販品として広く利用されている製品も数多くあります。

例えば、コラージュフルフル、スカルプDボーテ スカルプシャンプー、アンファー スカルプD ボーテ フワリー スカルプシャンプー、スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプー、d プログラム ヘア&スカルプ シャンプー AD、ボタニスト スカルプクレンズシャンプー、ボタニカルシャンプースカルプクレンズRB、マイナチュレ スカルプシャンプー、haru kurokamiスカルプ、モーガンズ スカルプケアシャンプー草花、スカルプクレンズRB などが有名です。詳しくはAmazonでご覧ください。

頭皮シャンプー(スカルプシャンプー)の購入時には、商品の成分やメーカーの信頼性を確認し、自分の頭皮の状態に合った製品を選ぶことが重要です。有効成分としては、ミコナゾール硝酸塩とグリチルリチン酸ジカリウムなどの成分が配合されたシャンプーが、頭皮のかゆみを軽減してくれます。

※当ページでは「頭皮」と「スカルプ」、「頭皮シャンプー」と「スカルプシャンプー」を同じ意味で使用しています(「スキャルプ」も同様です)。

【まとめ】頭皮の乾燥ケアのポイント

スカルプシャンプー選びのポイントを再確認

スカルプシャンプーを選ぶときは、成分と効果をしっかり理解することが重要です。例えば、アミノ酸系シャンプーは頭皮に優しく、頭皮ケアに適しています。また、人それぞれの頭皮の状態に合わせた選び方をすることで、フケや頭皮のかゆみを防ぐこともできます。シャンプーの使用量や洗髪の頻度も、頭皮の健康を保つためには重要なポイントです。

シャンプーの使い方のポイント

シャンプーの前には、あらかじめブラッシングをして髪のもつれを解いておきましょう。
そして、予洗いで大まかな汚れを落とします。適量のシャンプーを頭皮につけたら、泡立てながら優しくマッサージするように洗い、頭皮の血行を促進します。洗い上がりには、十分にすすぎ、シャンプーが頭皮に残らないように、しっかり洗い流します。

シャンプー後の髪の乾かし方のポイント

シャンプー後は、タオルで優しく水気を取り除きます。ドライヤーで髪を乾かす際には、シャンプーの種類によって適切な乾かし方が異なることを理解しましょう。例えば、モイスチャーシャンプー(モイストを与えるシャンプー)を使用した場合は、低温でじっくりと乾かすことで、髪に潤いを閉じ込めることができます。

ヘアケアのポイント

シャンプーだけでなく、定期的にヘッドスパを行うのもおすすめです。毛穴に詰まった汚れをクレンジングでき、ヘルスケアにも効果的です。ぜひリフレッシュしてください。

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