★プレミオール シリーズ[ホワイトティーの香り]でおなじみの白茶については記事後半で★
「お茶」と聞くと、皆さんはどのお茶を思い浮かべますか?
私はリラックスするときも、常に飲みたいと思うのも「コーヒー」より「緑茶」です。
毎日のように「緑茶」を好んで淹れているのですが、ふと疑問に思ったことが。「緑茶」はいったい、どこの国のお茶なんだろう?…日本茶にも中国茶にも存在しますよね。
この疑問を解消すべく(お茶好き魂に火が付いて)中国茶講座を受けてきました♪
いろいろな中国茶と茶菓子を堪能して、質問も忘れるほど幸せなひととき~だったのですが、どうやら緑茶はどちらにも存在し、伝統的に日本茶は「蒸す」中国茶は「炒る」のが主流で製法が違うようです!
ご想像のままと思いますが、蒸すと甘味や旨味が強調され、炒ると香り高くなるんだそう。
教室で学んでわかったのですが、中国茶はカジュアル!作法は気にしないで、とにかくお茶を気軽に楽しもう♪というラフさを感じました^^
ますます、中国茶のことが気になる!ラサーナ便りでもお客さまに話したいという思いが加速して、以前ノベルティでお世話になった、中国茶専門店「姫茶伝」の石田さまにお話を伺うことにしました。
中国茶のプロに「お茶の美味しい淹れ方」を聞いてみました。
高橋
製法は違えど、日本茶・中国茶どちらにも通ずる緑茶の美味しい淹れ方はありますか?
石田様
ございます。茶器(カップなど)は事前にあたためていただき、茶葉3gに対し80℃のお湯を180mlを注ぎます。1分お待ちいただいて、抽出してください。味と香りは徐々に変化していきますが、5煎程度楽しめます。茶葉量や温度を変えていただくことで、好みの味わいを見つけるのもおすすめですよ。
上品な優しい味わいを好む方 → 温度低め+時間長めで抽出してください。
抽出温度が低いほど、まろやかで上品な味わいとなり、優しい余韻も出ます。
はっきりとした香りと味わいを好む方 → 温度高めで抽出してください。
抽出温度が高いほど、香りが高く、味わいが深く渋みも強くなります。
※お湯の温度は茶葉の種類によっても違うそうで、日本茶の場合は80℃でも高めだとか!渋みが好きな方は高温だと感じやすいようですよ♪
石田様
中国茶が好きな方に、より中国茶の香りを楽しんでいただける淹れ方もございます。まず、茶杯(コップ)と茶海(ピッチャー)を温め、急須へ茶葉を入れた後、洗茶(さっとお湯をかけ、すぐに流す)します。その後、再度急須へお湯をそそぎ抽出し、温めた茶海(ピッチャー)に移し、茶杯(コップ)に注ぎます。
急須がなくとも、そのまま茶杯に茶葉を淹れてお湯を注いでも良いんです。茶葉が沈んでいく様子など、目でも楽しめますよ。お湯が少なくなってきたら、お好みの味わいを保ちながら、お湯を足すなど調整してお楽しみください。
高橋
おすすめの香りの楽しみ方はありますか?
石田様
一煎目を淹れた後の“蓋の内側”の香りを聞いてみてください。蒸留の香りが楽しめます。また、中国茶の茶器で香りを楽しむための「聞香杯(もうこうはい)」という細長い杯があります。縦に長い茶器だと、淹れたての香りと、飲んだ後の香りが違って、どちらも楽しめるんですよ。
石田様にお話を伺っていると、ますます中国茶のことが気になり、ラサーナの商品の香りにもある[ホワイトティー]いわゆる「白茶(はくちゃ)」をお取り寄せして、おすすめの淹れ方を試してみることに。
石田様いわく、白茶は7年経つと「宝」と表現されるように、年数が経過すればするほど素晴らしい白茶に転化され、香りも甘く変わるそう。ラサーナの[ホワイトティーの香り]は、白茶の中でも「白毫銀針(はくごうぎんしん)」の香りが近く、年数が経過していてなかなか手に入らない最高級白茶のイメージと、うれしいご評価をいただけました。(ご愛用いただいてのご感想です^^)明るく厚みのある蜜香を醸し出すそうです。
白毫銀針(はくごうぎんしん)
中国茶の白茶の一種で、最も価値のある白茶です。希少で独特な風味が特徴です。健康効果としては、抗酸化作用が強く、ビタミンやポリフェノールを豊富に含んでいるため、健康にも良いとされています。免疫力を高めると言われる抗酸化成分も豊富な上、ローカフェインでリラックス効果も期待できます。
今回は在庫の関係で、新茶タイプの「白毫銀針(はくごうぎんしん)」をお取り寄せ。
さっそく淹れてみることに。茶葉3gに対し95℃のお湯を100ml用意して注ぎ、1.5分待ちました。カジュアルにマグカップに直接茶葉を入れて…
最初は新鮮な若い芽のような、やさしい香りに癒やされます。上品な味わいを堪能した後、カップに残った香りは…まさに、ラサーナの[ホワイトティーの香り]のベースになった香り!!しばらくカップを離したくなくなるほど、気品を感じる蜜のような甘い香りがしました。
香りに癒やされながら思い出したのが、ラサーナ プレミオール シリーズの[ホワイトティーの香り]の商品コンセプト。高級感のある香りでリフレッシュ&リラックスしてほしいという思いで生み出された香りです。バスタイムに広がるあの香りでのリラックスタイムを思い出しました。
プレミオール シリーズの[ホワイトティーの香り]はこちら
お茶のことを調べて・試してわかったことは、淹れ方や茶器・茶杯を変えるだけで、味も香りも表情を変える、飽きのこない面白さがあることです。
淹れる際のお湯の温度も、沸騰してすぐではなくて、数分置いて90度や理想の温度に近づけるだけで味わいが変わる。
これから茶葉にもっと丁寧に向き合いたいです。この記事を読んでくださったお客さまも、是非お茶やお茶の香りでの癒やしタイムを過ごしてみてくださいね。